バブル世代を狙い打ちにしたリストラの典型は、2017年11月の三越伊勢丹ホールディングスの希望退職の募集だ。同社の早期退職制度である「ネクストキャリア制度」を充実させ、3年間で800~1200人の人員削減を計画していることを公表。対象者の年齢を従来の50歳から48歳以上に引き下げ、通常の退職金に加えて4000~5000万円を加算するというものだった。昨年12月末には約170人が応募している。
大手広告代理店の博報堂DYホールディングスも2017年12月21日に博報堂と博報堂メディアパートナーズで130人の早期退職募集を発表したが、対象は満46歳以上かつ勤続10年以上の社員だった。
2018年に入っても大手の人員削減が相次ぐ。
子会社の断続的なリストラを実施する東芝は2017年11月の東芝デジタルソリューションズの300人の削減に続いて、1月中旬、東芝インフラシステムズなど子会社2社の満50歳以上の社員、約100人の削減を発表した。1月30日には電機大手のNECが国内の約3000人の人員削減、翌31日には富士ゼロックスが国内外約1万人の削減を発表している。
非管理職でも賃金が高い
一般的にリストラは不況期に経営がせっぱ詰まった状況下で実施されることが多いが、近年は「構造改革」を理由に好況期に行われることも珍しくない。しかも決まって対象になるのは、50歳前後の中高年である。だが、少子化の進行で若年労働力の減少による人手不足が顕在化しているのになぜ人員削減なのか、なぜ中高年を対象とするのか。
例えば、三越伊勢丹ホールディングスの杉江俊彦社長はその理由として「不安を感じる社員に選択肢を示すのが会社の義務」とし、「最終赤字を覚悟してもやり遂げることがV字回復につながる」と記者会見で述べている。人件費削減による収益回復を狙っているように思える。
また、3000人の削減を発表したNECの新野隆社長兼CEOは、「1月の中計発表後の労使協議会で(人員削減は)受け入れられないという話も出た。リストラは最後の手段だが、これが次の成長につながる」(日本経済新聞2月10付け朝刊)と語っている。これもリストラの目的が明確ではないが、コスト削減が念頭にあるようだ。
では実際のところはどうなのか。2017年、50歳以上を対象に300人のリストラを実施した精密機器メーカーの人事担当役員(50代後半)はこう語る。
「新規事業を含めた新しい分野に挑戦していく方針を掲げていますが、50歳を過ぎた社員が新しい価値を生み出すとは思えません。40代以上の社員が半数を占めるが、4年後には50代以上が30%を占めます。今のうちに人口構成を正し、後輩世代に活躍の場を与えるなど新陳代謝を促いたい。
加えてこれまで長く年功的賃金が続いてきたことで50歳以上は非管理職でも賃金が高い。残業代込みで年収900万円を超える社員も多くいます。この状態を続けていけば会社の体力が耐えられなくなるという不安もあります」
要約すれば、
1,50代以上の社員は概して仕事への意欲が足りない
2,人口構成の修正
3,コスト削減効果
の3つが中高年をターゲットにした理由だ。
改革の抵抗勢力になる可能性も
しかし、仕事への意欲が不足しているのであれば、なぜ50歳になるまで30年近く放置してきたのか、採用・育成の責任は経営者にもあるのではないかという疑念も残る。
これから中高年を再活性化できるのではないか、人件費が高いのであればもっと早くから役割・成果に基づいた賃金制度に切り替えればよかったのではないかと改めてぶつけた。
「すでに実力主義の賃金制度改革を実施していますが、既得権があり、50代の給与を急激に減らすのは困難です。もちろんこれまで放置してきた責任は感じています。今後は徐々にメリハリがついた給与になっていくと思いますし、下がる人も出てきます。彼らに対する意識改革のための研修も何度かやりましたが、今までの自分たちのやり方を変えたくない人も多い。会社が変わるというときにその人たちが逆に抵抗勢力になる可能性もある。それもリストラに踏み切った理由の一つでもあります」
最後の発言は本音だろう。確かにやる気のない社員が抵抗勢力に変わることもあるかもしれない。
「結局私たちはお荷物ということね」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180408-00010000-binsider-bus_all
当時の人事担当が、真っ先にクビになるべき。
もう死んでるんじゃない?w
50代以上の経営陣はどーなるんだろう
先進国じゃないと何度言ったらわかるんだ
先進国と同じじゃないのが普通だ
見栄を張るな
もっとはやくしてやらないと
「40歳過ぎた社員は新しい価値を生まない」空前の人手不足でも進む氷河期世代のリストラ
…ですか
40ならまだギリ修正できる
50は無理
社員にケツを拭かせる企業が正しいのだ。
リストラの前に、経営陣を若返りさせろ説
寿命は延びても能力は伸びない
江戸時代が正解だったんだな
大丈夫じゃないから新興企業も出ないし停滞してるんだぞ
若手だらけになっても現場の業務がスカスカになるぞ
絶好調の高島屋はバブル世代が少ないのか。
自分ではろくになにもせず、口だけという人材が増えてくる。
けど皆が皆じゃないからな。必要なのはきちんとした評価システムを作ること。
役に立たない人材を切るのは企業としては当然何だからそこはしょうがない。
若くても駄目な奴は本当に駄目だぞ
ジョブズとかベゾスはリストラばかりしてるのか。
切り捨てることしかしない会社など存在価値無し
人脈、信用、自信は会社の肩書きがあっての話
そんな難しいこと要求されるねんか?
無理やねん
価値産む人なんて何人も居ないだろうに。
独善的な価値を主張する人は居るが。
だからその年齢までに会社の権力握らないで
何してたの?と